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大掃除はしなくてもいい!スッキリ整ったお部屋をつくる6ステップ

大掃除はしなくていい!スッキリ整ったお部屋をつくるステップ6つ
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年末ギリギリまで仕事なのに、大掃除なんてしてられない

年末くらいゆっくり休みたい…

誰もが一度はこんなこと思ったことがあるのではないでしょうか?

そして、「大掃除しなくて済むような綺麗な部屋を保てたらどれほど楽か」と考えたこともきっとあると思います。

そんな方に向けて、大掃除がいらない部屋・家にする為の手順をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること!
  • 大掃除のいらない部屋とは?
  • 掃除関連の言葉の違い
  • 大掃除のいらない部屋を作るためのステップ
ちまき

筆者は片付け・掃除は苦手。

一緒に大掃除のいらない部屋を目指しましょう!

大掃除をしなくてもいい部屋ってどんな部屋?

少し前までは「綺麗な状態で新年を迎えよう」と、年末に大掃除をするというのも恒例行事でしたよね。ですが最近では、「大掃除はしない派」という方も増えてきています。

大なり小なり、どの家も汚れはたまるもの。それなのに「大掃除をしないってどういうこと?」と気になりませんか?

まずは、どんなお部屋であれば大掃除が必要なくなるのかをご紹介します。

日頃から片付け・掃除ができている部屋

大掃除をしなくて済む部屋は、ズバリ、日々片付けや掃除ができている部屋です。

こまめに掃除をしていれば、当然大掃除のようにまとめてやる必要はありませんよね。1人では動かせないような大きな家具を動かしての掃除などでなければ、大掃除に近いことをするとしても、日々の片付け・掃除をもう少し念入りにやっておこうという程度で終えられます。

ですが、現実、毎日そんなことしてる余裕なんてないよ!という方が大半ではないでしょうか。

仕事に育児に普段の家事…これだけで手一杯だよ

そんな方は、平日は週に1回・5分でも、自分がいるところから手が届く範囲で片付け・掃除をするように心がけると、大掃除が不要な綺麗な部屋に近づきます。

あとでご紹介する手順を覚えて実践していただくと、「掃除しなきゃ」という心的負担も、少しは軽くなるかもしれません。

とはいえ、実際に、日頃から片付け・掃除ができている部屋ってどんな部屋なのでしょうか?ここからもう少し具体的にご紹介します。

物が溢れていない

まず簡単にイメージできるのは、物で溢れた状態になっていない部屋です。

…というと、ミニマリストのように少ない部屋を想像される方もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、物の数は関係ありません。

ここでいう「物が溢れていない部屋」というのは、「収納スペース・飾りたい場所に物が収まっている部屋」と考えてもらえれば大丈夫です。

こちらの写真は、物が溢れている状態です。これを見てどう感じますか?

掃除するのを諦めちゃいそう…

この写真のように、色んな物が雑然とほったらかしにされているような部屋は、日々の掃除が行き届かない部分が増えてしまいます。その結果、どうしても大掃除が必要になってしまいます。

だからこそ、部屋が物で溢れていない状態に保つことは、日々の片付けや掃除をしやすくし、大掃除をしなくてもよい部屋作りには必要です。

物の定位置が決まっている

物の定位置が決められている部屋も、大掃除ほどの掃除は必要ありません。

先ほどの写真と違って、こちらの写真は机の上がとてもスッキリしているように見えますよね。これは物の定位置が決まっていて、きちんと収納・整頓されているからです。

「片付けられない」などのお悩みで調べた時に、「物の住所を決めましょう」と書かれた記事などを見たことはありませんか?

物の定位置を決めておくと、自ずとそこから溢れた物は処分するように癖づき、スッキリした状態も保ちやすくなります。その為、逆に汚れなどが目立つようになり、こまめな掃除の習慣化に繋がります。

こうすることで、やはり大掃除はせずとも、綺麗な部屋を保つことができます。

整理・整頓と片付け、収納、掃除は違う?

ではここからは、実際に大掃除をしなくて済む部屋作りの方法をお伝えする前に、知っておいてもらいたい「掃除にまつわる言葉の意味」をご紹介します。

一般的に掃除に関連する言葉として、みなさんはどんな言葉を想像しますか?

「整理」「整頓」「収納」「片付け」「掃除」といった言葉を見聞きされることが多いのではないでしょうか。

では、それぞれの言葉の意味や違いはご存知でしょうか?

今まで何となく使っていたかも。どんな違いがあるんだろう?

それぞれの違いを知っておくことで、日々部屋を整える時の負担も減らすことができますので、一緒に勉強していきましょう。

整理とは

乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。

無駄なもの、不要なものを処分すること。

(引用元:コトバンク)

つまり、散らかった状態を整えつつ、いらないものも同時に処分してしまうという意味です。

例えば、机にガサっとおいていた郵便物を、保管すべきものと不要なものとに仕分けすることが「整理」にあたります。

整頓とは

きちんとかたづけること。また、きちんとかたづくこと。整うこと。

(引用元:コトバンク)

「整理」と一緒に使われることが多いですが、整頓とは、整理をした後に残ったものを、整えることをいいます。

「整理整頓」という言葉を使う時、「整頓整理」と言わないのは、この順番が関係しているためです。

先の例でいうと、仕分けた郵便物のうち、契約書など保管すべきものをいつでも取り出しやすいようにファイリングしておくことなどが「整頓」にあたります。

収納とは

中に入れて、しまっておくこと。

(引用元:コトバンク)

「収納」は、引用の通り何かに入れてしまっておくことを指します。収納ボックスや本棚、引き出しなどにしまうときに使用します。

郵便物の例では、整頓の時に契約書を入れたファイルを本棚などにしまうことを「収納」といいます。

片付けとは

散らばっている物などを一方へ寄せること。ごたごたしている物事をまとめること。整理すること。

(引用元:コトバンク)

引用では少しわかりづらいかもしれませんが、「元に戻す」と考えてもらうと分かりやすいかと思います。

先ほどの例で収納したファイルを、一時的に机に出したとします。その後、また本棚へ元通りに戻すことを「片付け」といいます。

掃除とは

塵芥(じんかい)その他の汚物をはらいのぞくこと。掃いたり拭(ふ)いたりしてよごれをのぞくこと。

(引用元:コトバンク)

「掃除」は、これまでの「整理」「整頓」「収納」「片付け」とは少し違うイメージがあると思うので、一番分かりやすいですよね。引用の通り、「汚れを取る」ことを「掃除」といいます。

ファイルを収納している本棚にほこりが溜まっていたとして、それをハンディモップや雑巾などで拭いとることは、紛れもなく「掃除」にあたります。

整理・整頓・収納・片付け・掃除のまとめ

ここまでで、それぞれの言葉が持つ意味の違いがお分かりいただけましたでしょうか?

まとめると、以下のようになります。

掃除にまつわる言葉の意味

整理:仕分けること

整頓:整えること

収納:しまっておくこと

片付け:元に戻すこと

掃除:汚れを取ること

この違いを頭の片隅に入れていただいた上で、どのようにすれば大掃除をしなくてもよい部屋がつくれるのか、一緒に考えていきましょう。

分けて考えると分かりやすいし、取り掛かりやすくなるね!

大掃除をしなくてもいいお部屋づくりのステップ

大掃除をせずともキレイが保てるお部屋を作るためには、掃除の「順番」が重要になります。

先ほどご紹介した「整理」「整頓」「収納」「片付け」「掃除」を、その順番にやると良いのでしょうか?答え合わせをする前に、みなさんも少し予想してみてください。

掃除が最後かな?他の順番が難しいな…

理想の順番

では、早速掃除の順番をご紹介します。理想の手順は、以下の通りです。

  1. 整理:仕分ける
  2. 収納:しまう
  3. 整頓:整える
  4. 片付け:元に戻す
  5. 掃除:汚れを落とす

どうでしょう?予想は当たっていましたか?

正直、順番は分かっても、まだ「あそこの掃除はこの順番でやればいいのか!」と、実際の生活環境に当てはめてイメージできた方は少ないと思います。

ということで、ここからはより具体的にイメージできるように、

  • Step 1-3 暮らしの土台を整える
  • Step 4-6 日々の習慣化

の2つに分けて、もう少し詳細をご紹介します。

お時間のある方は、まずはStep1をワーク形式で一緒にやってみて下さい!

Step1-3: 暮らしの土台を整える

Step1-3では、大掃除をしなくてもよいお部屋づくりのための土台を整えていきます。

自分の部屋の状態に対して思っていることや自分の行動・考え方のくせを知り、掃除をしやすい環境を作っていきましょう。

Step1: 自分の理想と日々の行動を知る

皆さんは「こういう感じのお部屋で過ごしたい」という理想はありますか?まずはとびっきり理想のお部屋を想像してみてください。余裕のある方は、その理想の状態を絵でも箇条書きでもいいので、紙やメモ帳アプリなどに書き出してみましょう。

〈書き出した時の例入れる?〉

Step2以降をうまく進めていくために、今と全く違うお家・お部屋での理想ではなく、今のお家・お部屋での理想を考えてみましょう。

…どうでしょう?この記事を読んでくださっている方の理想のお部屋は、きっと物の量に関わらずスッキリとしていて、でも自分の好きが詰まったような素敵なお部屋を想像されているのではないでしょうか?

では、その理想のお部屋と比べて、現在のお部屋の状態はどうでしょうか?理想のお部屋との違いを見つけてみましょう。

ただ物の配置や状態を想像するだけでなく、実際に過ごす様子・動線など、より具体的に描いてみるとなお良いです。

  • 毎日使うもの
  • 出しっぱなしにしがちなもの
  • よく探すもの
  • 嫌だと思う部屋の状態

こちらも書き出して可視化しておくと、自分の中の「基準」が定まってくるので、後の作業でも活かすことができるのでおすすめです。

ちなみに、紙に書き出した方は、冷蔵庫に貼っておいたりスマホで写真を取っておくと、次のStepに進む際に「あの紙どこやったっけ?」と探すところから始まるのを防げます。

自分のやる気を損なわないための工夫も大事だね!

片付けや掃除に取り組むとなると、どうしても目がいくところから手をつけ始めてしまいがち。ですが、まずは日々整えやすいお部屋を作るためには、現状を知ること、そして自分の理想を知ることから始めてみましょう。

Step2: 整理する

では、現状と自分の理想の部屋を把握することができたところで、いよいよ実際に部屋にある物に着手していきます。

まずは、整理。

「整理」は「仕分けをする」だったよね!

必要なものと不要なものとに分けていきましょう。

整理をするにあたって、以下の物を用意&ざっくりと仕分けのルールを決めておくと進めやすくなります。

<用意する物>

  • ゴミ袋、ダンボール、BOXなど仕分けた物を入れるもの
  • ペン
  • 付箋

<準備>

付箋に「使わない」「保留」「思い出」と書いて袋やダンボールなどの仕分け入れに貼る

<ルール>

  • 「しんどい」「疲れた」と感じたら即終了
  • 使わない、保留、思い出は別でboxや袋などに仕分ける
  • 使わないもの=処分するものの分別は一旦しない(分別方法が明らかな物はやってもOK)

整理の手順として、本⇨文房具⇨服のように物のカテゴリ別に進めていく方法もありますが、私は「場所別」でとにかく「小さく始めていく」ことをお勧めします。

というのも、そもそも、不要なものがたくさんある状態だとどこに何があるか分からないですよね?様々な場所からカテゴリに合う物を探すだけでも結構大変。

カテゴリのものを集めただけで終わって、結局散らかりそう…

なので、「こんなところ一瞬で終わっちゃうんじゃないの?」というくらい簡単な、引き出し一つなど手軽に始められる小さな範囲で、とりあえず不要なものを捨てることに集中してやってみましょう。

不要品を仕分けしながら、「そういえばあそこにもペンあったな」くらいの気づきがあれば御の字です!

仕分けはかなりエネルギーを使う作業なので、疲れたら休むを心掛け、ある程度長めの期間を設けてゆっくりやってみましょう。

Step3: 収納する

仕分けが終わったら、収納していきましょう。

収納していくのは

  • 使うもの
  • 思い出のもの

がメインになります。

ここで収納する時のポイントは、綺麗に収納しようとしないこと!

「ごちゃごちゃしすぎない程度にまとめる」「使用頻度の高いものは上・手前」くらいで大丈夫。小さい範囲から始めているので、ある程度の範囲の整理を終えてからお家全体での整った収納を考えていきましょう。

ただし、収納しながら「これは絶対にあの場所でしか使わない」というようなものがあれば、それは最適な場所へ動かしておくとよいです。

また、収納がうまくいかず収納道具を買い足したくなるかもしれませんが、今はグッと堪えて、今ある収納に納めていきましょう。

使う物と思い出のものを収納した後、残った「保留」のものは袋などからはバラさず、一旦そのまま保管しておきましょう。

  • 収納道具は買い足さない、足りない時は一旦お菓子の空き箱などで対応
  • キレイに収納しようとしない
  • 自分の行動・考え方の癖に基づいて、収納する場所にフォーカスして収納する
  • 場合によっては使用頻度によって仕分ける
  • 毎日使わないものはホコリが被らないようになるべく戸棚・引き出しなどに収納する

ここまでのStep1-3を、休日を中心にお家全体にやっていきましょう。不要なものがなくなり、収納に納められているだけでも、かなりスッキリしますよ!

Step4-6: 日々の習慣化

Step1-3でスッキリさせたものを、次は日々更に使いやすく・片付けしやすく整えていきます。ここからのステップは、大掃除のいらいない部屋にするための習慣化の作業になります。

Step4: 整頓する

Step1で考えた理想の部屋・動線を参考に、Step3で収納したものを、さらに使いやすく整えていく「整頓」を行います。

これまでの作業での記憶を頼りに、カテゴリ別でも使用頻度別でも、どちらでもみなさんにあった方法で取り組んでみましょう。

一度で部屋・家全体を整頓しきるのは難しいので、ここでも、最初のうちはなるべく小さい範囲で取りかかるのが◎。

整えた後は、その場所を仮の住所として、マスキングテープやふせんに何を収納しているのか書いて貼っておくと、少しずつ範囲を広げて作業していくときに、整頓しやすくなりますよ。

Step5: 片付ける

整頓が終われば、本来の片付けはとっても楽なはず。

使ったものを元に戻すだけだよね!

もし、なかなか元に戻せないというようなことがあれば、収納場所や整頓の仕方が合っていないのかもしれません。そんな時はもう一度見直してみましょう。

理想のお部屋・お家が現在の状態とかけ離れすぎていませんか?
改めて確認しておきましょう。

また、「これはここにあるべきもの」という固定概念に縛られてしまって、片付けがうまくいかないということもあります。

例えば、絆創膏や消毒液は救急箱にと思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、料理中に怪我をすることが多いのであればキッチンにあってもいいですし、お子さんが外で遊んで怪我をすることが多いのであれば、洗面所にあってもいいんです。

みなさんのお部屋・お家なので、Step1・3・4に戻って片付けやすいベストな収納・整頓方法を自由に考えてみましょう。

Step6: 掃除する

いよいよ最後のステップ「掃除」です。大掃除に直結する部分ですね。

掃除が億劫なんだよね…

毎日最低限の家事だけでも大変なのに、他の掃除なんて…と思われる方も多いはず。

だからこそ、習慣化するまでは「ついで掃除」がしやすいように準備しておきましょう。

オススメなのは

  • ホコリとり
  • ウェットシート(ノンアルコールタイプ)

です!

これを目につく場所にいくつか置いておくだけで、掃除へ取りかかるまでのストレスが軽減されます。

掃除道具を探したり、取りに行くのが面倒くさくて、それだけで嫌になっちゃうもんね…!

さっとホコリを取るだけ、ウェットシートで軽く拭くだけ、といったことなら、小さい範囲では5分もかからないはず。毎日違う場所で少し続ければ、お部屋は綺麗な状態を保てるようになります。

ただ、キッチン・リビングの汚れには油汚れも含まれているので、ベタつきが気になる時は、アルカリ電解水や中性のクリーナーなどを使って拭き取りましょう。

休みの日はいつもより少し範囲を広げたり、季節物の家電も掃除してみましょう。

その時使うのも、中性のクリーナーがあれば大体は掃除できます!物の傷みも防ぐことができるのでとっても便利ですし、「洗剤って何を使わなきゃいけないんだろう?」とあれこれ考えずに済むので、掃除の苦手な方にはとってもオススメです。

とにかく簡単に、手軽に、短時間で、を心がけてついで掃除に取り組んでみましょう。

大掃除をしなくてもスッキリ暮らせるお部屋を目指そう

この記事では、大掃除をしなくてもよいお部屋と掃除関連の言葉の違い、そして整理〜掃除のステップをご紹介しました。

整理〜掃除のステップ

Step1: 自分の理想と日々の行動を知る

Step2: 整理する=仕分ける

Step3: 収納する

Step4: 整頓する

Step5: 片付ける=元の場所にしまう

Step6: 掃除する

日々小さく整理〜掃除をすることを心がけ、年末に大掃除でぐったりすることなくゆっくり休めるお部屋を目指しましょう!

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